懐かしのの作品:32件
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伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇
無限力「イデ」をめぐって壮大なスケールで繰り広げられるSF叙事詩
ガンダム以上に「富野イズム」を象徴する本作品だが、その難解さゆえに視聴率的に苦戦し、当初の放送予定話数が短くなり、中途半端な形での最終回となってしまった。しかし、「真の最終回を見たい」というファンの強い要望も強く、それに応える形で制作されたのが「接触篇」と「発動篇」という2本の劇場版である。
TVシリーズを再構成し、そこで描かれなかったラスト4本分のエピソードを加えて2本だてとした劇場版。富野由悠季監督作品の中でも人間性の根源に迫ったフィルムとして評価が高い。「接触編」は異星人同士のファーストコンタクトが、無限エネルギー《イデ》を目覚めさせる発端を総集編形式でまとめた作品。「発動編」は《イデ》をめぐる敵味方の憎悪が果てしなき戦いへ発展し、放送できなかった驚くべき結末へとなだれこむ。みどころは極限状態に追いこまれた人びとの見せる人間模様、その心の機微を描ききった湖川友謙のキャラ作画、板野一郎を中心とした濃密なメカ作画だ。ロボットアニメが到達した愛憎劇の高みを、ぜひ見届けてほしい【アニメ評論家 氷川竜介】
【キャスト】
ユウキ・コスモ:塩屋 翼
ジョーダン・ベス:田中秀幸
イムホフ・カーシャ:白石冬美
フォルモッサ・シェリル:井上 瑤
カララ・アジバ:戸田恵子
ギジェ・ザラル:林 一夫
ハルル・アジバ:麻上洋子
【スタッフ】
原作:矢立 肇、富野喜幸(現:富野由悠季)
総監督:富野喜幸(現:富野由悠季)
監督:滝沢敏文
キャラクターデザイン:湖川友謙
メカニカルデザイン:樋口雄一、サブマリン
音楽:すぎやまこういち -
カサブランカ
映画史上に燦然と輝くラブロマンスの決定版。第2次大戦下の仏領モロッコのカサブランカ、酒場を経営するリックは昔の恋人イルザに再会する。だが彼女は反ナチのリーダーである夫ラズロに伴われ、旅券を手に入れるために現れたのだった。リックはイルザを愛するがゆえに、イルザとラズロの国外脱出に手を貸す決意をする。圧倒的魅力のボギーと若く美しいバーグマンという最高の組み合わせで「As time goes by」が流れる中、ほんとうの愛と優しさを描ききった不朽の名作。【公開年】1942年
【制作国】アメリカ
【Color】モノクロ
【監督】マイケル・カーティス
【出演】ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン
アカデミー賞(第26回)
《受賞》
作品賞
監督賞(マイケル・カーティス)
脚色賞
《ノミネート》
主演男優賞(ハンフリー・ボガート)
助演男優賞(クロード・レインズ)
撮影賞(白黒)
劇・喜劇映画音楽賞
編集賞
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